Hystoric Glamour ミツキの私情価値 vol.13

ヒステリックグラマーがもっと好きになる

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Hystoric Glamour ミツキの私情価値 〜HYSのトリセツ〜

ヒステリックグラマーの
VINTAGE DENIM転写 
トラッカージャケット
&50sXXストレートパンツ

ミツキのどこがイイの?買い説

“普通”だけど“フツーじゃない”
それがHYSの魅力なのだ

 突然ですが、HYSのアイテムを選ぶときって、“特別”感を求めていますか……? 人は“特別”の反対、“フツー”と言われると、とてつもなく平凡で心が曇る~~涙。が、HYSのアイテムといえば、鮮烈なグラフィックにひと目でソレとわかるデザイン……ノーマルに対してスペシャル。一見、人はスペシャルを求めてそっちへ行こうとするけれど、ちょっと疲れてきたり、too muchと感じストレスが溜まると、あぁ~“フツー”って最高だな~という具合になる。平凡だけど安心感がある、“フツー”が心のよりどころとなる。じゃあさ、ノーマルとスぺシャルを両取りした欲張りフュージョンだったらどうだ? この上なくハッピーである。ちょっといいフツーor控えめな特別か……まぁどちらでもいいけれど、行き過ぎていない&退屈じゃない、フツーにカッコイイをチョイスするのがミツキの私情価値。特別を作りながらフツーを磨いている。ちょっといいフツーが時間が経って“フツー=定番”になったら、またその時代に機能するようにブラッシュアップする。フツーのようで特別、スペシャルのようでノーマル、HYSはその塩梅、サイクルが最高に上手なのだ! 奇をてらっているようでそうじゃない、今回はそんなフツーなのに特別感がある、“最高のフツー”についてトリセツ♪したいと思います。

涼感素材だって
オーラを放っている~

 涼感ファブリックといえば、シアサッカーが代表選手。コットンとポリエステルの縮率の差を用いてポコポコと凹凸を作り、肌の接地面を少なくして空気を通し涼しくする。メンズファッションにおいては長い歴史のある定番素材だ。昨今、気候変動してるんだな〜と体感するくらいの猛暑ですからね、この時期の涼感は必須!
 HYSでもパッと見だとわからないほど、メッシュ調の通気孔が空いた“ディンプルエア”という独自素材を採用しています。詳しくはのちほどの100字で語る~を読んでいただくとして、フツーの生地に見えるのに、着ると風通しが良くてアレレ? まさにこれぞ、ノーマルにしてスペシャル。このスペシャルなHYSの涼感素材は、ちょっといいフツーから、もはやさまざまなアイテムに使用される“フツー=定番”となりました。で、今期はそんな“ディンプルエア”に、HYSが誇るアーカイブデニムを転写した!という、さらに特別感あるモデルが! このテの機能素材にはシャカシャカ〜な化繊が用いられることが多いですが、写真を見てくださいよ! 転写とは思えない立体感があり、デニムと同じ天然コットン100%だから胡散臭さ皆無♪ デニムにしか見えません。しかも、強撚糸を使ってドライ感を出しながら通気孔をも備え、軽くてサラサラで涼しい~! ウェスタン調のトップスは肌寒くなる夕どきや冷房の効いた車内&室内でさらりと羽織れて重宝、暑い日中はカバンに仕込んでもシワも気にならずストレスフリー♪です。また、テーパードの効いた美脚ボトムスは、ホントにデニムを穿いているとしか思えない見た目で、ジャージーのような楽チンな着用感→重厚な見た目で軽快な穿き心地~♪ デニムのコーデの汎用性は言わずもがな、トップスはキレイめパンツに合わせて、ボトムスはデニムライクに真夏でもサラッと着られちゃう。フツーにカッコイイ定番アイテムを涼感素材で仕立て、転写というテクニックを駆使して特別なモノに昇華させる。着用すれば、見た目はノーマルだけど着心地はスペシャル。“普通”だけど“フツーじゃない”、まさにこれぞHYSの魅力を体現するヒストリックな1着なのだ。

100字で語る
ディンプルエアとは

「強く撚り合わせたコットン100%の糸を微細なメッシュ状に織り上げることで、リネンのような軽快さと爽快なドライタッチを兼備した機能素材。凝視しないとわからないほど細かな通気孔により、通気性が半端ない!」

実は……
気孔が空いているがよくわかる

ご覧のように、コットンの温かみある質感ながら、凝視するとリップストップナイロンのように格子状に通気孔が並んでいるのがわかる。この独特な構造が、巷のいわゆる“メッシュ”素材のスポーティ感を払拭する要因だ。

デニムと見紛う
完成度の高さ!

素材感はもちろん、付属だってGジャンと同様。スナップボタンやフラップポケットやイエローステッチでの縫製など、風格を備えたライトなGジャンといった感じ。デニムのGジャンだとごわついて……という難点も払拭。

あのHYSといえば!の
ディテールも

岡山・児島で施される、HYS独自のリアルなヴィンテージ加工の技術。その表情を見事に転写で表現している。ヒゲやフェード感はもちろん、コインポケットやリベットにいたるまで完璧に、あのスタッズアイコンも健在だ。

ミツキのどう着こなすの?解説

キレイめスラックスに
あえてトップスで外すのが洒脱♪

オンタイムで着用しているラペル型ジャケットを、週末はコイツにチェンジしてみよう~。お洒落巧者が得意とするGジャン+スラックスのスタイルが◎。薄手なので、スウェットのような厚地をINしても干渉しないのもいいんだよね。

いつもの王道週末スタイルも
軽快さが増します

カーデにTシャツ、デニムという安心感あるスタイルも、着用感がよりストレスフリー♪ 汗ばむ季節、厚手のデニム特有の汗でベタベタ~からも解放されます。ジャージーのような着心地ながら本格顔。美シルエットでキチンと感も出せますね。

ITEM INFORMATION

VINTAGE DENIM転写 
トラッカージャケット&50sXXストレートパンツ

6万6000円(ジャケット)4万6200円(パンツ)(税込)

Begin クリエイティブディレクター
ミツキ

1977年生まれ。ワールドフォトプレス『monoMagazine』編集部を経て2006年に世界文化社(現・世界文化ホールディングス)入社。以来『Begin』一筋で主にファッションを担当。2017年~2021年まで同誌編集長を務める。現在はメディアをまたいで新規事業開発に注力。

“中坊マインド” を座右の銘に、既存の出版ビジネスを超えた制作チーム「ファンベースラボ」を率いるディレクターとして奮闘中。