年に1度、春の恒例となった Lewis Leathers(ルイスレザーズ)への別注モデル。2021年はブランドの中軸であるライダーズジャケットではなく、コアなファンが憧れて止まないヴィンテージの名作をフィーチャー。
UKユースカルチャーと深くつながる、英国最古のレザーウェアブランド
紳士服の仕立て店として、1892年にロンドンで創業。その後、フライトジャケットやライディングウェアに着手し、1960年代にはカフェレーサーやロッカーズ、'70年代にはパンクスといったイギリスのユースカルチャーとともに発展した Lewis Leathers 。レザーをはじめとする上質な素材、ルーツであるテーラリングの技術を取り入れた優れたノウハウ、そして今では数少ないメイド イン イングランドを守り続けるなど、クラフツマンシップあふれる硬派なスタンスを一貫しており、現在もUKライダーズの象徴として君臨しています。
コアなファンにこそ響く
初期型の「カントリーマン」をカスタム
「サイクロン」や「ライトニング」、「ドミネーター」、「スーパーモンザ」などブランドの代表的なモデルを筆頭に、これまで様々なライダーズジャケットをピックアップしてきた Lewis Leathers への別注シリーズ。しかし、最新作では一転。モーターサイクルに限定しない幅広いシーンに向けて1930年代に誕生し、その後の'52年に「カントリーマン」の名が冠されたオーソドックスなスポーツジャケット(運動着ではなく、休日の遊び着)を基にカスタマイズを施しました。
なかでも今回は、フリークたちが憧憬する1950年代中期のデザインを再現。シングルブレステッドの身頃、レギュラーカラーの衿、フロントにタブ&両サイドにリブを備える腰回り、スナップボタン留めの袖口。そして、創業者のデヴィッド・ルイス・アイザックに由来する旧社名であり、'50年代後半に現ブランド名へと改称されるまで使われていた “ D-Lewis ” ネームの復刻タグ。
これら現行モデルまで継承されている伝統的なディテールは、もちろん健在。一方、当時の特徴であるウェルトポケットへと変更することで、シンプルで飾り気のない往年の佇まいに。さらに背面にはロッカーズモチーフのグラフィックプリントをあしらい、王道のライダーズとはひと味違った独自のロッカーズスタイルへと落とし込みました。
スタンダードな Lewis Leathers と差のつく一着、また既にライダーズを所有している方の次なる一手としても絶好であり、よりディープなプロダクトを求めるコアなファンを満たす至高の逸品です。
通好みのヴィンテージをロッカーズスタイルへとアレンジ復刻
(1/3) Square Patch
ブランドアイコンであるウィングロゴを箔押しした左胸のパッチは、レギュラータイプのオーバル型ではなく、ヴィンテージに実在するスクエアを選定。さりげなくもクラシカルなムードを盛り上げるとともに、定番モデルとも差がつくディテール。
(2/3) Houndstooth Lining
ライニングには、スコットランドのアウターへブリディーズ諸島で手織りされる “ ツイードの王様 ” こと最上質のハリスツイードを採用。なかでも1950年代中期の「カントリーマン」に見られる裏地をイメージしたハウンドトゥース柄をセレクト。
Lewis Leathers × HYSTERIC GLAMOUR / COUNTRYMAN JACKET(for MEN) ¥220,000 +tax
バイカーだけではない幅広いユーザーをターゲットとした、週末用のカジュアルジャケットを出自とする「カントリーマン」。今回は、現行品とは異なるディテールをもつ1950年中期の一着をベースにデザイン。 素材には、しっとりと柔らかく、初めて袖を通したときから着心地のいい上質なシープスキンを使用。永く付き合うほどにいっそうカラダへとなじみ、味わい深く妖艶なエイジングを楽しめる。カラーは、精悍で都会的な印象のブラックと、より深みのある表情へと育つブラウンを用意。
【商品情報】
Lewis Leathers × HYSTERIC GLAMOUR
今回ご紹介した別注モデルはHYSTERIC GLAMOUR各店舗およびONLINE STOREまたはZOZOTOWNにて販売中。
Lewis Leathers BRAND STORY
紳士服の仕立て店として、1892年にロンドンで創業。その後、フライトジャケットやライディングウェアに着手し、1960年代にはカフェレーサーやロッカーズ、'70年代にはパンクスといったイギリスのユースカルチャーとともに発展。
レザーをはじめとする上質な素材、ルーツであるテーラリングの技術を取り入れた優れたノウハウ、そして今では数少ないメイド イン イングランドを守り続けるなど、クラフツマンシップあふれる硬派なスタンスを一貫し、現在もUKライダーズの象徴として君臨する。