ワガママな彼と振り回される彼女。遠くて近い、近くて遠い、２人の想いが切なくすれ違う夏の終わりの物語。俳優・小宮璃央とモデル・加藤ナナをキャストに迎え、２週にわたってお届けするファッションストーリー。
where?
70年代ローラーダービーチームのチームウェアを意識したコンパクトサイズのスタジャンに、どこか懐かしい手編みのニットトップ、ボトムには70年代ライクな色落ちを表現したワイドデニムを。コンパクト×ワイドのメリハリシルエットでスタイルアップを実現させながら、‘70sライクなディテールを散りばめたアイテム合わせをブラック基調にまとめることで、都会的でクールな表情に仕上げて。
jacket ※10月発売予定 / pullover / pants / bag
No one here
コンパクトなサイズ感のボタンダウンシャツにバックフリルがキュートなデニムミニスカートで、’90sリバイバルなゴシックテイスト×スクールガールをミックスしたようなフレッシュなコーディネートに。お利口になりすぎず、ハードにもなりすぎない絶妙なバランスは、衿元にアレンジしたベロアリボンや腕に重ねたスタッズベルト、チャンキーブーツなどのディテールが醸す小気味よさがポイント。
shirt /
skirt / boots ※10月発売予定
at the show
ショート丈のキャミソールやセンシュアルなブラトップなどのコンパクトシルエットトップスにローライズのボトムで、デコルテやウエスト周りを露出するアイテムを選ぶとトレンドのY2Kな仕上りに。’00年代初期にHYSに登場した総柄のリバイバル柄をオンしたバックレースアップのビスチェと、同柄のローライズミニスカートで王道のY2Kを楽しんだスタイリングは、セットアップにすることでモード感を加えて今っぽさをアピール。
bustier /
skirt / boots ※10月発売予定
last one
ヒッコリーのワイドパンツを主役にしたモノトーンのワークスタイルは、ボーイッシュなムードをコンパクトなトップやジャケットをプラスすることでレディライクに昇華。しなやかで肌触りのよい表面に仕上げた上質なラムレザージャケット、ロザリオのネックレスやメタリックのボリューミーなブレスレットなど、秋に向けてのシフトコーデにも着回しできそうなアイテムもコーデにしのばせて、残り少ない夏を満喫して。
jacket /
t-shirt / pants / sandals
catch me
程よくルーズなシルエットのTシャツの裾を結んで丈感をアレンジ。ボディラインをさりげなく強調しながら、2000年代ムードなコーディネートのエッセンスをプラス。ハイライズのホットパンツは特殊なコーティングで合皮のような表情を出したサスティナブルにも配慮したリサイクルポリエステルを採用。レザーをイメージして着心地のよさを追求した高級感で、Tシャツとソックス合わせでも大人な表情が魅力。
t-shirt /
hot pants
Creator’s credit
Photographer :Uran Sakaguchi
Stylist：Yui Kato
Hair Stylist : Tomoko Sato
Make up：Nao Yoshida
加藤ナナ
1998年4月15日生まれ。群馬県出身。
日本とオランダのハーフ。
ファッション誌「Ray」専属モデル、「LARME」レギュラーモデルとして活躍中。
テレビやMVなどにも多数出演。
Instagram：@katouchan
Twitter：@77_naachan